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* ひじき煮 *

かさかさと小さく、軽いひじき。水に戻すと意外と増殖します。
乾燥した状態から約10倍の重さに増えると覚えておくと楽です。

私はにんじんと油揚げが定番の組み合わせ。
まずひじき以外の食材をごま油で炒め、その後戻したひじきを
上に乗せ調味料を加えてふたをし、そのまま蒸し煮に。
汁気がわずかになったら混ぜ、火を消して鍋止め。

ひじきの黒い色がほかの食材に移らずキレイに
仕上がり、ひじきの海藻らしい味が残るのでこの作り方がお気に入り。
蒸し煮にすると手が放せるので、その間にもう一品作れちゃいます。

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* お稲荷さん *

あまったひじきをお稲荷さんに。

お稲荷さんの皮は酒、しょうゆ、砂糖と薄い昆布出汁で。中身は薄い酢飯にひじきを混ぜたもの。鶏の五目ごはんもよく合います。

油揚げはいろいろな種類が売っていますが、お稲荷さん作りには軽くて厚めのものが向いています。
本揚げ風で作った皮は色、味の着き具合はおだやか。でも木綿豆腐のうまみが残っていて、お稲荷さんにするとすごく美味しいです。手揚げ風はもともと両面がくっついた仕上がりなので、袋にしにくいところだけが難所です。

写真はふつうの油揚げのお稲荷さん。普段作りにはこちら、ちょっと手間だけど挑戦したい時には手揚げで作ってみるのもいいと思います。
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パンの上にペーストや前菜のような野菜の盛り合わせをのせるクロスティーニはトスカーナ独特の呼び方。
一般的にはブルスケッタと呼ばれます。

* トマトとミントのクロスティーニ *

私がイタリアで初めて習ったのが、このトマトのクロスティーニでした。

トマトに少量のにんにくと岩塩、そこにオリーブオイルとくればバジル…と思いきや、パリにも住んでいたというマエストラ、フィアメッタが使ったのはMenta(ミント)でした。

斬新な組み合わせを日常の料理に組み込む絶妙なセンスを持つ彼女。
私はこの組み合わせをすっかり気に入り、日本で何度も作りました。

でも、ちょっと残念なのはトスカーナと同じパンが身近で手に入らないところ。

トスカーナには塩の入っていない、食感のサクっとしたパンがあり、これこそクロスティーニの美味しさのヒケツだったのですが、日本ではフランスパンで代用。ちょっと印象は変わりますが、近いものに仕上がります。